みなさんは、株式投資において、取引の注文はどのように入れていますか?できれば一番有利なタイミングで注文をしたいところです。私の経験から、どのタイミングが有利なのかをちょっと考えてみました。
注文のタイミングとして代表的なものは、
・朝9:00の寄付き、
・お昼12:30の寄付き、
・午後15:00の大引け、・・・
いろいろな選択肢があるので、迷ってしまいますね。どの注文方法が一番有利なのでしょうか?一つ一つ見ていきましょう。
◆朝9:00の寄付きで注文
朝9:00の寄付注文をしている方は一番多いのではないかと思います。
株式市場が終わって夜になり、株価データをダウンロードして、株価チャートをじっくりチェックして、その銘柄に関するニュースをチェックして、株価分析ソフトを使って分析し、Yahoo!ファイナンスの掲示板を確認し(実際は掲示板なんて見る必要はありませんが…)、じっくりじっくり考えてから、落ち着いて注文を入れる、というパターンです。
具体的にやる作業はさておき、夜に落ち着いてゆっくりと考えられる、ということが一番のメリットですね。株式市場が動いている最中に注文を入れると、判断を焦って誤ってしまうこともあるでしょうから。
また、サラリーマンの方など、そもそも仕事などで日中に株式市場をチェックできない、という方も多いでしょうから、必然的に東京マーケットが終わってから、翌朝9:00での寄付き注文にせざるを得ない、という方もいらっしゃると思います。
個人的には、これでいいと思います。私も、うねり取りにおいては、基本的にコレでやっています。夜にじっくり考えて、翌朝9:00での寄付き注文で発注する。この方法で問題無くやっています。
ただし、例外的に、朝9:00での寄付き以外の注文を使うときがあります。それは一体どんな場合なのでしょうか?
◆お昼12:30の寄付きで注文
これを行うときというのは、このパターンです。・・・お昼休み(11:30~12:30)の時間に株価チャートを見ることができて、ショットガンの建玉を保有しており、その建玉を手仕舞う必要がでてきたとき、です。
ショットガンは単発の短期投資ですので、基本的に数日で短期に手仕舞いをする予定の投資です。そのため、もともと短期に早く手仕舞う予定の建玉だったので、半日早く手仕舞っても構わない、という考えから来るものです。
また、手仕舞うだけの作業ですので、判断が難しいということも少ないため、間違いも起こりにくい、ということもあります。私の場合、前日のうちに「こうなったら手仕舞いをしよう」ということをあらかじめ決めておきますので、その状態になったら、お昼12:30の寄付きで手仕舞いをするだけです。
ちなみに、うねり取りで、お昼12:30の寄付きに注文を入れることはほとんどありません。うねり取りの場合、よ~~~く考えて建玉操作をする必要がありますので、気楽にお昼12:30に注文を入れると失敗をしかねないためです。ショットガンのように単発の投資とは違うため、より慎重に行うべきですから。
それでは、もう一つのパターン「午後15:00の大引けで注文」はどんなときに行うのでしょうか?
◆午後15:00の大引けで注文
これを行うときというのは、このパターンです。・・・その日の夜のドル円為替や日経225先物や、海外市場(欧州市場、米国ダウなど) でどんなことが起きようと、絶対に入れる注文をするとき、です。
まどろっこしい表現になっていますが、具体例を挙げますと、ずばり「3点チャージ投資法」の注文です。3点チャージ投資法は、テクニカル指標を基に底値を的中させる投資法ですが、「翌日の終値○○円が底値である」と分析結果が出た場合、問答無用で午後15:00の大引けで買い注文を入れます。この方法で約10年やっていますが、全く問題なくやれています。
もう一つの例として、これはたまにしか行わないのですが、うねり取りで「こうなったらこうしよう」と前日に決めていて、ずばりその通りの状況になったときに、午後15:00の大引けで注文を入れることがあります。かなり自信のあるとき、もうそれ以外に建玉操作があり得ない、と行った場合に注文をする、というものです。
もちろん、これらの前提として、午後14:30~15:00頃の時間に株価チャートを見ることができる環境にいる必要がありますが・・・。
◆まとめ
私の事例を書いたことで、分かりやすくなったのか分かりませんが、まとめるとこうなります。
(1)基本は夜のうちにじっくり考えて、翌朝の注文を入れる。
(2)あらかじめ予想した展開になり、自信があるときは、大引けで注文をいれる。
(2)をやれば有利になることもありますが、無理をしなくても(1)でじゅうぶんだと思いますね。じっくり考えて考えて考えて・・・それから注文を入れた方が間違いが無いですしね。それではまた。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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